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2006 セルフディスカバリーアドベンチャー王滝村
クロスマウンテンバイク 100Km

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2006年9月16日(土)
      −
9月17日(日)
            −9月18日(月)

Episode V

レース当日

構成

第1部 前日まで
第2部 レース当日
第3部 レースの後

おっはよー!

おっはよ〜!

おっはよ〜!

女の子の声の目覚ましアラームを何度も聞きながら起きた。

まだ3時。

なぜか目覚めが悪い?

4時半から朝食。

しっかり朝ごはんを食べました。

では、出発しましょう。(今年はいつもより少し早いぞ〜)

いつものように暗闇の中のライド。ちょっと寒い。

スタート前

松原スポーツ公園に着いてもまだ暗いんです。

そんな中、到着順でバイクを並べますが、去年より大分前の方みたいです。

ラッキー (かもね)

そして、ちょっと懐かしい方に会いました。

です、やまアド・スタッフの高○さん。今回で2度目の出場だそうです。

シートピンの予備はちゃんと持ってまっか?

ポカッ!

朝からテンション高く、元気もんの集団がいました。

トーチャンズの面々でした。

我々の少し後方に並んだようです。

常勝 だと。

余裕を感じます。

このジャージで ・・・
来年のサイスポのコンテストを
狙ってます。
せいぜい宣伝しときなはれ。
はっちゃん、大○さん、
奥○さん (Get Over It)
常勝じゃなくって、常連にしたら・・・

そろそろスタート時間が近づいてきたかな。

おっと、スタート 5分前を切ってるやん。

 
今年のチ○ちゃんは、なんだか調子よさそうだぞ〜。

だって、笑ってるもん。

緊張感が感じられないのは、テンションが上がらなかったせいなのかな?

な〜んだ、みんな笑顔で楽しそうじゃん。ちょっとぐらい緊張しろー!

(王滝をなめんなよ ・・・)

あっと、スタートしてしまいましタ〜。

もしかして、王滝をなめてる顔?

楽しいなぁ〜。マジで ・・・

ここに来たこと、これから起こること、全てが愉快なんです。

前方にいるのは、ひでさん、あ○きちゃん、しんちゃん

ずーと前方に竹谷さんもいる。(一度も見てないが、そのハズです。)

カメラを後方に向けると ・・・

イェ〜い。

みーやん、めぐ、おーちゃん、シャケさん、ササヤンがいるね。

(なんや、こいつら? by 左の方)

松原スポーツ公園を出て、山の方に向かいます。

本当に楽しいぞっ!

コックピット ?

今回使用したプロフィールマップは LiLiSuke さんのサイト からダウンロードしてきました。

近所の本屋に持って行き、150円でパウチッコしてもらいました。

それをネジリッコでフロントバッグの取っ手にとりつけてます。

サイクルコンピュータはスピード、走行距離、走行時間、ケイデンスを同時表示。

腕時計は時間と高度を同時表示。今回、心拍計は使いませんでした。

サドルバックにはスペアチューブが 2本、背中のリュックには水と iPod とポンプ、

それにファーストエイド(マキロン、オロナイン、バンテリン、鎮痛剤、バンドエイド、包帯)を入れましタ〜。

重量のかさむものは極力バイクにセットした。

もちろん補食類も。(そうすることで補給時にリュックを下ろさなくて済む)

パワージェルは全部エナジーボトルにつめたので、補給時のベトベトから開放されるのです。

ちょい前重になりますが、今年はこ〜んな感じで行きまーす。

上り坂

レース中に写真を撮っていたら、たいがい「余裕ですね〜」と声をかけられる。

今回もかけられました。^^

余裕は無いんだけど、レポート用の写真も撮ってこないといけないしー。

(王滝をなめんなよ!写真は撮るなよ!)

 自分で言うのも何だが、今回はいつもよりよいペースで登れてるような気がした。

でも、やっぱり遅いのね。^^

はっちゃんがお先〜って行っちゃいました。

さらにタマがまたえらいスピードで抜いていきました。

ピンチ

長〜い下りの後の上り返しで脚がつりました。

両脚同時にきた。さらにふとももとふくらはぎのダブルパンチ。

一気にドーンと来て、全く動けなくなった。ちょびっと動いただけでもむちゃくちゃ痛い。

今までにこんなに痛いつり方をした事はなかったけどなぁ。

他にも同じところで脚がつっている人が何人かいた。

ミスっちゃったねぇ。

通り過ぎる人が心配して声をかけてくれる。

大丈夫ですか? 梅あげましょうか?

梅(クエン酸)はちゃんと取ってたんだけどなぁ。水分が足らなかったのかなぁ。

でも、数分したら何とか歩けるようになった。

しばらく歩いてみよう。

ちょっと押し歩いたら乗れるようになった。(あ〜ビックリした。)

2時間経過

ありゃりゃ〜。

しんちゃんがコース脇でパンクの修理をしてました。

大丈夫?

大丈夫のようなので先に行くね。

こういう時に手伝ってあげる余裕がないんだなぁ。

ゴメンネ。

でも写真は撮っていくね。^^

第1CP(チェックポイント)到着

時間は 9時36分。

去年より10分早く、ここで24分の貯金。だが、まだ全然足りない。

第2CPまでに、最低でも10分以上は貯金しなきゃ。

このまま先へ行こう。

休憩はもっと先でも大丈夫だ。

三浦貯水池が見える所まで来た。きれいだなぁ〜

(写真は撮るなよ!ひゃ〜怖い!)

しんちゃんが後ろから追いついてきた。

さすが、しんちゃん!パンクの修理をしても全然余裕ジャン。

しばらく話しながら併走したが、やっぱり登りはついてけない。

しんちゃんには先に行ってもらった。

三浦貯水池沿いの平坦路に入った。ここらでちょっと稼いどこうかと思ったが脚が重い。

ハンガーノックか?

その先でしんちゃんがまた止まっていたので休憩にした。

どうもチューブのバルブが曲がっていてエアが十分に入ってないらしい。

「しんちゃん、もう一度チューブを交換する?」

しんちゃんの顔から「もう交換したくない!」って訴えているのが分かった。

「じゃあ、もう一度空気を入れてみよう。」

二人がかりでポンプをバルブに押さえつけて、エアを入れてみた。

少しずつだがタイヤにエアが充填されるのが確認できた。

これで何とかなりそうだね。

しんちゃんも疲れていた。

パンクに始まり、脚がつり、腰も痛いそうだ。

「第2チェックポイントで、めるびんさんとリタイヤしようかな〜」

(オイオイ、俺もいっしょにかい。)

「後、時間はどれくらいあるの〜」

「第2から第3までは、2時間あると余裕なんだけどね」

「そうすると 12時に第2CPに着かなきゃ。後15分か。厳しいかなぁ。」

でも行かなきゃ。

第2CPまで続く最後の上りは特にきつかった。

ここで何回もくじけそうになった。

しんちゃんに何とか食らい付いて行こうとするんだが、ペースが速くて離されちゃうんだ。

あ〜あ、見えなくなっちゃったよぉ〜と沈みながら走っていたら、

角を曲がった時にしんちゃんがずっと先で休憩しているのが見えた。

よ〜し、あそこまで頑張ろう。

でもボクが見えるとすぐに走り出して、また先に行っちゃって見えなくなるんだ。

その先の角を曲がったら ・・・ またしんちゃんが休憩していた。

でもボクが見つけたら走り出すんだ。

同じことが何度かあったなぁ。

今から思うと、ボクが諦めないようにしんちゃんが待っていてくれたような気がする。

ボクもしんちゃんを見つけると元気が出るんだ。

あ〜、ここから見える三浦貯水池もいい眺めなんだなぁ。

(写真は撮るなよ!撮ってませーん。)

もう少しで第2CPだ。

頑張ろう。

前回チェーン切れでトラブった場所を通過した。と言うことはこの先は下りだけだ。

チョイ長の下りを走り 第2CP に到着。

時間は12時15分

これで 貯金は45分。疲れた〜

ひと足先に到着していたしんちゃんも休憩していた。

少し離れたところでみーやんも休憩していた。

そうだ、水を足しとかなきゃ。

リザーバとボトルの水を用意されていたポリタンクから補給した。

ついでにタンクの水を飲んだ。

冷た〜い。それにメッチャ美味い。

生き返った〜。水ってこんなに美味かったのか?

しっかり休んだ。

残り1時間30分

さあ、そろそろ行くか。

「後悔したくないので先に行くね。」としんちゃんに言い残してスタートした。

おっとっと、忘れてた。写真、写真。時間の記録を兼ねてるからね。

これからはガマンだ。いやらしい登りが続くんだ。

第2CPからかなり登ってきたところで写真を撮った。

しばらく走って、去年にあきらめたポイントを通過した。

ちょっと感慨深いものを感じた。

今年は間に合わない時間になってもあきらめないで走りきるぞー。

去年くさや兄に写真を撮ってもらった切り通しのポイントに来た。

ボクの一番好きなポイントです。

残念ながら正面に御嶽山は見えなかった。

しょうがないね。

 
時間がだんだん無くなっていく。疲労もたまってきた。

そろそろヤバイかも。

しんちゃんが抜いて行った。

付いて行かなきゃ。

続いてみーやんも抜いて行った。

くそ〜!付いて行かなきゃ。

ボクにとって、あきらかにオーバー・ペースだ。

でも、ここがふんばりどこだ。

あきらめるな!と自分に言い聞かせた。

センター×ローをキープして重めのペダルをゆっくり回した。

みーやんの息遣いがはっきり聞こえる距離を何とか保ち、くらいつくように走りました。

 それこそ一本のワラにすがりつくような思いで ・・・

コースの最高地点にたどり着いたとき、残り30分だった。

「やったよシン ちゃん!」と前を走るシンチャンに向かって大きな声で叫んだ。

「みーやんありがとう。」と心の中で感謝を込めて言った。

早く着かないか第3CP!とワクワクしながら長い坂を下った。

本当に長い下り坂だった。もう腕はパンパン。

そして第3CP に到着

時間は13時45分

とうとうやったぜー。ここまでで去年より55分短縮。

ラスト・ステージ

ここで20分くらい休憩したかなぁ。

もう大丈夫と言っても登りのあるステージなので油断は禁物。

アスファルトの上に寝そべって気持ちよさそうにしているしんちゃんを横目にスタートした。

ひたすらインナー×ローで漕ぎ続け、

念願の初ステージで、途中の景色を楽しみながら、

たまには写真を撮ったりして、

登りの頂点で昇天しました。

しばらく休憩してボーっとしてました。

後から登って来た人に「幽体離脱してますよ」 なんて言われちゃいました。

気の利いた返事をする力も無かった。

いよいよ最後の下りに入ります。

第2CPあたりから、多少の前後はするものの、近くを走っている人の顔ぶれもだいたい決まってくる。

みんな同じくらいのペースで走っているからだ。

自分がくじけそうになったとき、何度かそこにいてくれた人を途中で見つけた。

自分で勝手にペースメーカーにして、引っ張ってもらった人だ。

自分が引っ張っていた時もあったと思う。

どうしてもお礼が言いたかったので声をかけた。

笑顔で答えてくれた。

お互いに役割は分かっていたようだ。

さらに先に行くと下りの途中で見覚えのあるジャージの人を見つけた。

登りになったらいつも自分の前でバイクを押していた○色のジャージの人だ。

「登りではいつもバイクを押して歩いていたのに何でいつもオレの前におるねん!」と心の中で叫んだ。

精根尽き果てていたハズだが、なんだか無性に腹が立ってきたので、

下りをアウタ ー×トップにして思いっきり漕いでブッちぎった。

そして、その惰性のまま ゴール した。

時間は15時28分

タイムは9時間28分(※非公式記録)

3年越しの悲願の完走だった。

興奮冷め止まぬ状態のゴールで、待ってくれていた仲間にまともなお礼ができませんで したが、

あらためて、長い時間ゴールで待ってていただいたみなさん、ありがとうございました。

むちゃくちゃうれしかったです。

少し前にゴールしたみーやんも初出場で完走はすごいです。おめでとう。

ほとんど同時にゴールした Get Over It のぐっさん。

お疲れさん

最後に ・・・

チ○ちゃん、あ○きさん、修行ライドの成果がやっと出ました。

何度も何度も修行につきあってくれてありがとう。

レース中にも何度も出てきて怖かったササヤンにはいっぱい教えをもらいました。

100点満点とはいかないまでも、かなり守ったおかげで完走できました。

本当にありがとうございました。

今回いっしょに王滝へ来たみんなも声援ありがとう。

本当に本当にありがとう。

旅館に戻り、ササヤンに報告

ササヤンからお祝いにおごってもらったあの缶ビールの味は一生忘れません。

ホップの利いた苦めの スーパードライみたいな味でした。

まだ途中なんですが、お約束なものでここらで一度アップしときます。

バイクの汚れ方もハンパじゃないですね。

補給食

消費量
メダリスト粉 1リットル用 1袋 完飲
メダリスト粉 1リットル用 1袋 半分
パワージェル 8個 完食
アミノバイタル SuperSports ×4 完食
練り梅チューブ 1本 40g 完食
魚肉ソーセージ×2本 1本
カリカリ梅 ×8個 4個
羊羹 58g ×2個 未使用
グリコーゲンリキッド 4袋 完飲
カリカリ梅 8個 4個
種無し干し梅 20g 未使用
ドライフルーツ(あんず) 60g 未使用

 

 
レースの後 に続く
 

 

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